「帰ってきてから、夕飯まで毎日バタバタしている気がする…」
共働きをしながら夕飯を準備するのは、本当に時間との戦いです。帰宅してすぐ食事を作り、子どもを気にしながら、夫の帰りを待つかどうか考えながら——気づけば時計の針が思っていたより先に進んでいることも、しばしばではないでしょうか。
「他の共働き家庭は、夕飯を何時ごろに食べているんだろう?」そんな疑問から、共働き家庭の食事時間に関する調査データや実際の声をいくつか調べてみました。この記事では、次の3つをまとめています。
- 共働き家庭の夕食開始時間の実態(調査データ)
- 「いつ作る?」帰宅後の夕飯準備4つのパターン
- 帰宅が遅い日の夕飯を乗り越えるための具体的な工夫
私自身、パートをしながら夫の帰宅が20時を過ぎることも多く、「先に食べる?待つ?」と迷うことがよくあります。同じように時間に追われている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

「夕飯、何時に食べてる?」って聞かれると、ちょっとドキッとしませんか?同じように時間に追われている方がどうしているのか、調べてまとめてみました。
共働き家庭の夕飯は何時ごろ?調査データで見る実態
夕食開始時間のデータ(キッズライン2023年調査・29家庭)
家事代行サービスのキッズラインが2023年に行った調査(共働き子育て家庭29家庭を対象)によると、夕食を食べ始める時間は次のような分布になっていました。
- 18時台に食べ始める家庭:15家庭(約52%)
- 19時台に食べ始める家庭:14家庭(約48%)
出典:キッズライン「共働き家庭の夕食時間に関する調査」(2023年2月)
この調査は対象が29家庭と小規模ではあるものの、18〜19時台に夕食を始める家庭がほとんどであることが分かります。18時前に食べ終える家庭や、20時以降という家庭はごく少数という結果でした。
帰宅時間の違いで夕飯時間はどう変わる?
夕飯の時間は、何時に帰宅できるかによって大きく左右されます。一般的な共働き家庭の帰宅時間帯別に、夕飯開始時間の目安を整理すると次のようになります。
| 帰宅時間帯 | 夕飯開始の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 17〜18時 | 18〜19時 | 調理の余裕あり。子どもと一緒に食べやすい |
| 18〜19時 | 19〜20時 | 帰宅後すぐ調理が必要。時短テクが活きる |
| 19時以降 | 20時前後〜 | 子どもを先に食べさせるケースも増える |
共働きで保育園・学童のお迎えを挟む場合は17〜18時帰宅の方も多いですが、フルタイムや残業があると19時以降という家庭も珍しくありません。
子どもの年齢・学校・部活で変わる夕飯タイミング
子どもの年齢によっても、夕飯タイミングの悩みは変わってきます。小さな子どもは早めに食べさせたい気持ちが強いですが、中学生以上になると部活動の関係で子どもの帰宅が遅くなるケースがあります。
たとえば吹奏楽や運動部に入っていると、練習が終わって帰宅するのが18時半〜19時になることも多く、「子どもが帰ってきてから一緒に食べる」とそれなりの時間になってしまいます。お腹を空かせて帰ってくる姿を見ると、急がなきゃと焦る気持ちになるのは、多くの親に共通する感覚ではないでしょうか。
一般的なメディアで取り上げられる共働きの食事時間問題は「保育園・小学校低学年」視点が多いですが、実際には中学生以上の子がいる家庭も同様に時間の悩みを抱えています。

調べてみると、18〜19時台に食べている家庭が多数派でした。でも実際には「その時間に食べ始めるためにどれだけ頑張っているか」がポイントで、同じ時間でも家庭ごとに工夫の積み重ねがあるようです。
「いつ作る?」共働き家庭の夕飯準備4パターン
夕飯を「何時に食べるか」だけでなく、「いつ・どうやって作るか」も共働き家庭にとって大きなテーマです。よく見られるパターンを4つ整理しました。
パターン① 帰宅後にゼロから作る
帰宅後にすぐ調理を始めるパターンです。帰宅が17〜18時台で余裕がある日は、このスタイルで対応できることが多いでしょう。
ただし毎日このパターンだと、帰宅が遅い日や疲れている日に無理が生じやすくなります。「帰ってから作る」を基本にしつつ、他のパターンと組み合わせて使い分けることが現実的です。
パターン② 朝のうちに仕込む
朝に下ごしらえや下茹でを済ませておき、帰宅後は仕上げるだけにするパターンです。朝の余裕が必要ですが、帰宅後の調理時間を大幅に短縮できます。
「朝は時間がない」という方でも、野菜を切っておくだけ・肉を漬け込んでおくだけという小さな仕込みから始めると取り入れやすいです。
パターン③ 週末にまとめて作り置き
週末に数品まとめて作っておき、平日の夕飯に順番に使うパターンです。平日の調理負担をまとめて週末に移せるため、帰宅が遅い日も「温めるだけ」で夕食を出せます。
ただし週末の時間と体力が必要で、作り置きが続く週は食べ飽きるという声も。食材の鮮度管理にも気をつける必要があります。
パターン④ 外注・宅配食・ミールキットに頼る
調理の一部またはすべてを外部のサービスに任せるパターンです。冷凍弁当・冷蔵の作り置きおかず宅配・ミールキットなど、いまは選択肢が増えています。
「作る時間がない日だけ使う」という部分活用から始めると、心理的なハードルが下がりやすいです。
時短の「具体的な方法」についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
帰宅が遅い日の夕飯、どう乗り越える?

帰宅が遅い日、皆さんはどうしていますか?「帰ってきてから全部作る」は、正直しんどい日もありますよね。帰宅時間帯別に、よく使われている工夫をまとめてみます。
帰宅18〜19時台:ゼロから作れる余裕がある日の工夫
18時台に帰宅できる日は、短時間でも調理に取りかかれる余裕があります。この時間帯で役立つのが「調理時間を15〜20分に絞る」という発想です。
常備菜や前日の残り物を1品活用する、電子レンジや炊飯器を使って手間を減らす、など「作る量を全部にしない」工夫をしている家庭が多いようです。汁物や副菜の1品は市販品で補うという選択も、普通のことになってきています。
帰宅19〜20時台:「温めるだけ」仕組みが活きる
19時を過ぎると、子どもがすでにお腹を空かせている状況が増えます。こうした日に力を発揮するのが「温めるだけで食卓に出せる仕組み」です。
作り置きおかずが冷蔵庫にある状態・冷凍食品の常備・宅配の作り置きサービスなど、「帰宅後すぐ出せるもの」をあらかじめ用意しておくことで、この時間帯の夕飯を安定させやすくなります。
特に週の疲れが出やすい水曜・木曜は「温めるだけデー」と決めてしまう家庭もあるようです。
帰宅20時以降:先に子どもだけ食べさせる?夫婦のタイミングがズレる日は
帰宅が20時を過ぎると、中学生の子どもにはすでに19時台に先に食べさせるという家庭が増えます。「夫の帰宅を待って全員で食べる」ことにこだわると、食事が21時以降になるケースも出てきます。
「家族そろって食べたい」という気持ちはよく分かりますが、子どもの就寝時間や翌日の学校を考えると、現実的に先に食べさせることを選ぶ家庭も多いようです。週末に一緒にゆっくり食べる時間を作るというバランスも、一つの考え方です。
夫婦間でも帰宅時間がズレる日は、「帰ってきた人から食べる」スタイルに切り替えると、食べたいときに温かいものを食べられて、待ち時間のストレスも減らしやすくなります。このときも「温めるだけ」の仕組みが手元にあると、実行しやすくなります。
帰宅が遅い日の夕飯対策として、「温めるだけで食卓に出せる仕組み」を一つ持っておくと安心です。冷蔵の作り置きおかずが届くサービスなら、帰宅後すぐに食事を始められます。
夕飯が遅くなること、どう受け止める?
「食事時間が遅い=悪い」ではない — 食事時間と生活リズムの話
夕飯の時間が遅くなることに、罪悪感を感じている方は少なくないと思います。しかし、「何時に食べるか」よりも「毎日の食事リズムがある程度安定しているか」のほうが、生活習慣の観点では重要とする考え方もあります。
たとえば農林水産省の「食育に関する意識調査」(2017年)では、家族と一緒に食べる「共食」が食生活に良い影響をもたらすという調査結果が示されています。ただし、これは「何時に食べるか」を問うものではなく、「誰かと食べることの質」に焦点を当てたものです。時間よりもむしろ、一緒に食べる機会があること自体が大切という視点です。
子どもの夕飯が心配なときに気をつけること
子どもの夕飯時間が遅くなることを心配される声もよく見られます。夜遅い食事が睡眠リズムや翌朝の食欲に影響する場合があると指摘されることがありますが、これは生活習慣全体(就寝時間・起床時間・睡眠の質など)との関係で考える必要があり、夕飯時間だけを切り取って断定できるものではありません。
一般的には「夕飯が極端に遅くなりすぎない工夫をする」程度の意識を持ちながら、現実的な範囲で対応することが大切とされています。完璧を目指しすぎて毎日の食事作りが苦痛になることのほうが、長期的には家族への影響が大きくなる可能性があります。
心配なことがあれば、かかりつけの小児科や学校の栄養教諭に相談するのが、具体的なアドバイスをもらえる近道です。
「完璧な食事時間」より「無理なく続くリズム」を
毎日18時に夕飯を出すことを目標にしていると、残業や予定変更があるたびに「今日もできなかった」という気持ちになってしまいます。
「19時〜20時台に食べられればOK」「週2〜3回は温めるだけでいい」という、少し余裕のある基準を自分で設定しておくと、日々の気持ちが楽になりやすいです。完璧な食卓より、長く続けられる現実的な食卓のほうが、家族にとっても穏やかな時間になることが多いようです。
時間に追われない夕飯のヒント ― 46歳パート主婦の視点から
「毎日手作り」のプレッシャーを少し手放す
「母親なら毎日ちゃんと作るべき」という意識は、じわじわと負担を積み重ねていきます。調べてみると、共働き家庭で「作り置き・冷凍食品・テイクアウト・宅配食のいずれかを週に1回以上使う」という家庭はかなり多く、特別なことではなくなっています。
「毎日手作り」にこだわることが美徳だった時代から、「家族が必要なときに食べられる状態を保つこと」を大事にする考え方への移行が、少しずつ進んでいるようです。
「頼れる仕組み」を1つ持っておくと気持ちが楽になる
「疲れた日でも、これがあれば夕飯が出せる」という選択肢を1つ確保しておくだけで、帰宅後の気持ちが変わります。
冷凍食品のストック・週1回の作り置き・宅配食サービスの定期利用など、形はどれでも構いません。「何があっても夕飯は出せる」という安心感が、むしろ毎日の料理に余裕を生みやすくなります。
共働き家庭向けの宅配食・作り置きサービスをまとめたランキングはこちらからどうぞ。
→ 共働き家庭の宅配食おすすめランキング【40代主婦が徹底調査】
部活のある中学生と夫婦3人家族の夕飯事情については、こちらの記事で詳しく取り上げています。
まとめ ― 共働きの夕飯時間に「正解」はない

「うちの夕飯時間、遅すぎるのかな」と思っていた方も、データを見ると多くの家庭が同じような時間帯なんですよね。完璧じゃなくて大丈夫。自分たちのペースで続けられる夕飯の形を、一つずつ作っていけばいいと思っています。
共働き家庭の夕飯時間は、調査データ上は18〜19時台が多数派ですが、家族構成・帰宅時間・子どもの年齢によってさまざまです。「何時に食べているか」よりも、「無理なく続けられる仕組みがあるかどうか」のほうが、毎日の食卓を安定させる上で大切なことのように感じます。
帰宅が遅い日には「温めるだけ」の仕組みを一つ持つこと、「毎日手作り」のプレッシャーを少し手放すこと——それだけで、夕飯前の焦りがずいぶん変わってきます。同じように時間に追われている方が、少し気持ちが楽になるヒントになれば嬉しいです。
夕飯の時間に追われている方は、「作らない日」の選択肢を1つ持っておくだけでも気持ちが楽になります。冷蔵の作り置きおかずで夕食をまるごと置き換えたい方はツクリオ、あと1品だけ足したい方はFitDishが選択肢になります。
「あと1品」が欲しい方は → FitDish公式サイト
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よくある質問
- 共働き家庭の夕飯は平均何時ごろですか?
- キッズラインが2023年に行った共働き子育て家庭29家庭への調査では、18時台に夕食を始める家庭が約52%、19時台が約48%という結果でした。18〜19時台が全体の大多数を占めており、多くの共働き家庭がこの時間帯に夕食を取っています。
- 共働きで夕飯が遅くなるのは仕方ないですか?
- 帰宅時間によっては19〜20時台になることも珍しくなく、多くの共働き家庭が同様の状況です。「遅い=悪い」ではなく、無理なく続けられる食事のリズムを作ることのほうが長い目で見て大切とされています。罪悪感を持ちすぎず、自分の家庭に合った工夫を見つけることが大切です。
- 子どもだけ先に食べさせるのはよくないですか?
- 親が帰宅前に子どもが先に食べることは、共働き家庭では現実的な選択として広く行われています。農林水産省の調査では「共食(誰かと一緒に食べること)」の大切さが示されていますが、毎日必ず全員そろうことよりも、週末など可能な日に一緒の時間を作るバランスが現実的です。
- 共働きの夕飯はいつ作るのがいいですか?
- 「正解は一つではない」というのが多くの家庭の実態です。帰宅後にゼロから作る、朝に仕込む、週末に作り置きする、宅配食やミールキットに頼る——の4パターンが代表的で、日によって組み合わせるのが現実的です。自分の生活リズムに合ったパターンを見つけることが大切です。
- 宅配食を使うと夕飯の時間は早くなりますか?
- 冷蔵の作り置きおかずや冷凍弁当などの宅配食サービスを使うと、帰宅後の調理時間を大幅に短縮できます。「温めるだけ」で食事を出せる状態を作ることで、帰宅から食事開始までの時間を短縮しやすくなります。ただし各サービスの内容・条件は異なるため、公式サイトで確認されることをおすすめします。
- 夕飯が毎日遅いと体に悪いですか?
- 夜遅い食事が睡眠リズムや翌朝の食欲に影響することがあるという指摘はありますが、夕飯時間だけを切り取って「体に悪い」と断言できるものではありません。食事時間よりも全体的な生活習慣(睡眠・運動・食事のバランス)との関係が重要とされています。具体的な心配がある場合はかかりつけ医に相談することをおすすめします。


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